謎が解き明かされ始める第8章

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ペテロがイエスが救世主であると告白し、イエスが自身の受難を予言したことで、キリストの神秘に突破口が開かれました。

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III. 謎が明らかになり始める


イエスについてのペテロの告白。27 さて、イエスは弟子たちとカイサリア・ピリピの村々へ出発した。途中で、イエスは弟子たちに尋ねられた。「人々はわたしのことをだれだと言っているか。」28 彼らは答えた。「バプテスマのヨハネ、エリヤ、また預言者のひとりだ。」29 そこでイエスは彼らに尋ねられた。「それでは、あなたがたはわたしをだれだと言うのか。」ペテロは答えた。「あなたはメシアです。」30 それから、イエスは、自分のことをだれにも話さないようにと弟子たちに警告された。

受難の最初の予言。31 イエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに拒絶され、殺され、三日の後に復活しなければならないと教え始めた。32 イエスはこれを公然と語った。するとペテロはイエスをわきへ連れて行き、叱り始めた。 33 そこでイエスは振り向いて弟子たちを見ながらペテロを叱り、こう言われた。「サタンよ、わたしの後ろに下がれ。あなたは神の思いではなく、人間の思いを抱いている。」

弟子となる条件。34 イエスは群衆と弟子たちを呼び寄せて言われた。「わたしについて来たいと思う者は、自分を捨て、自分の十字架を負って、わたしについて来なさい。35 自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしと福音のために命を失う者はそれを救うからです。36 人は全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があるでしょう。37 自分の命と引き換えに、何を与えることができましょうか。38 この不信仰で罪深い時代にあって、わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子も父の栄光をまとって聖なる天使たちと共に来るとき、その人を恥じるのです。」

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